top of page
Allertenderのコピー (Facebookの投稿)_edited.jpg

ごまアレルギー




1概要


「近年増加しているごまアレルギー」


イスラエル、日本、ヨーロッパで多く見られます。


アメリカ、カナダなどで報告されたごまアレルギーは人口の0.1%~0.2%と推定されいます。


2023年1月1日に新たに9番目のアメリカの主要なアレルゲンとされました。


「具体的な特徴」


ごまに含まれる「ビシリン」というタンパク質が主なアレルゲンとされています。


このタンパク質は熱に耐性がある。そのため卵や乳のアレルギーと比較して改善されないケースが多い。


子供時代に発症したゴマアレルギーの 80 パーセントは、成人期まで症状が続きます。アレルギーが治まるほとんどの場合は6 歳までに治ります。


血液検査では陽性になることが多いですが、実際に摂取して、反応する人はそう多くいません。

しかし!加工食品に使われていることが多く、「隠れたアレルゲン」とも呼ばれてる。


また、すりごまやごまペーストなど細かくされているものには気づかずに摂取してしまう恐れも....


ゴマの主要アレルゲンはピーナッツの主要アレルゲンと80%の相同性があります。

そのため、らい麦、ヘーゼルナッツ、キウイフルーツ、クルミ、ピーナッツ、ソバなどと交差反応性があると言われています。

つまり、ごまアレルギーを持っていなくてもピーナッツアレルギーを持っている人がごまを摂取することで発症してしまうこともある。



2症状


ごまアレルギーの症状は摂取後数分から数時間以内に現れます。


①皮膚の反応: 蕁麻疹、皮膚のかゆみ、発疹、むくみ(浮腫)

②消化器症状: 吐き気、嘔吐、腹痛、下痢

③呼吸器症状: 鼻づまり、鼻水、くしゃみ、喘息

④全身症状: 頭痛、めまい

⑤重篤な反応: アナフィラキシーショック(呼吸困難、血圧低下、意識喪失)


アナフィラキシーショックは生命に関わる緊急事態です。迅速な対応が求められます。




3対処法


ごまアレルギーの対処法は、アレルギー反応の予防と緊急対応に分かれます。


「予防」


①食品ラベルの確認: ごまが含まれている食品を避けるため、常に食品ラベルを確認する。

②外食時の確認: レストランでの食事時には、ごまが含まれていないか確認する。

③交差汚染の防止: 調理器具や調理場所の交差汚染を防ぐ。

④特にごまの場合は加工食品に注意する。





「緊急対応」


①エピネフリンの携帯: 緊急時にはエピネフリン自己注射器(EpiPenなど)を使用する。

②医療機関の受診: アナフィラキシーショックが発生した場合は、直ちに医療機関を受診する。



ごまが含まれている成分

ベンネ、ベンネシード、ベニシード、ジンゲリー、ジンゲリーオイル、ゴマシオ(ゴマ塩)、ゴマ粉、ゴマペースト、ゴマ塩、セサモール、セモリナ粉、タヒニ、タヒナ、テヒナ、ティル




石鹸や化粧品、医学品にも注意を払ってください。



List of References

(n.d.). ごまアレルギーと診断されたら. つだ小児科クリニック. https://tsudashonika.com/disease-cat/allergies/sesame-allergy

 
 
 

Commentaires


JOIN MY MAILING LIST

Thanks for submitting!

  • Instagram
  • Facebook

Allertender

bottom of page